どうも。書きたいストーリーは決まってるのにその過程が全然思いつかない皐月-Satsuki-です。
今回はそんな現状を打破すべく…
少し趣向を変えて「夢見た少女のニルヴァーナ 裏話」と題し、
誰にも語ることがなかった夢ニルについてを話したいと思います。
今日はその第一弾です。(二弾があるかは不明)
「あとがき」とは違い、ネタバレは少なくするつもりです。
(あとがきについては、思いっきりすべてを語りたいので有償版リリース後に公開することにしました)
夢ニルをプレイ予定で、かつネタバレを避けたい方は閲覧しないことをお勧めします。
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今回の裏話は、
「実は夢ニルのヒロインたちには、作者が描いたイメージイラストがある」です。
Twitterでも呟いたことがありますが、夢ニルは10年以上前から構想があった作品です。
もとは小説で書いてまして、「小説家になろう」で投稿している時期もありました。
(詳しくはあとがきで語ろうと思いますが、完結はできませんでした)
その頃に、作者である皐月-Satsuki-はイラストの練習もしてまして、夢ニルのキャラクターたちを実は描いていました。
約10年前のイラストということもあり、かなりお粗末でして、永遠に自分の中だけに留めておこうとも思いましたが、夢ニルの歩みを知って欲しいと公開することにしました。
これはイラストをお願いした、ゆーれーさんにもお見せしていません。
(変に自分のイメージに引っ張られて、発想を潰してしまうのが嫌だったので…)
その結果、本当に素敵なイラストをいただき、今では自分のイラストをお見せしなくてよかったと心から思ってます。
それでは、黒歴史を覗くようで少々恥ずかしいですが、はりきって逝きましょう。
(描いた時期にばらつきがあるので、作画が多少違ったりしてます)
【夢見 (旧イメージ:皐月-Satsuki-作)】
まずはメインヒロインの夢見です。
今と比べると小動物感が少なく、寡黙なイメージが先行します。
瞳の色も違い、変わらない点は白いワンピースということぐらいでしょうか。
瞳の色を現在の栗色にしたのは、青色だと季咲、美羽とかぶるからと変えました。
夢見に関しては、ゆーれーさんの色を一番出していただけたキャラだと思ってます。
圧倒的な小動物感、ほわっとした優しい感じ、髪は気にしてない感、そして何より守ってあげたくなる雰囲気…今の夢見が圧倒的に夢見らしくて可愛い!
現在の各キャラクターデザインはこちらから↓
【あずき (旧イメージ:皐月-Satsuki-作)】
あずきに関しては、10年前と比べてもイメージはほぼ変わってません。(イメージは)
なので、そのままのイメージで依頼させていただきました。
だからこそ「絵師様が描くとこんなにも可愛さが違うのか」と強く衝撃を受けたことを覚えています。
旧イメージにも若干のあずき感はある……はず。
【白菊 (旧イメージ:皐月-Satsuki-作)】
白菊もほぼイメージは変わってません。(イメージだけは)
前髪をぱっつんにしたぐらいだと思います。
イメージとしてはそれだけの違いのはずなのに…貴やかさが違い過ぎる。
(過去の自分にも、菊を神々しくして貴やかに見せようとする努力は感じる)
【美羽 (旧イメージ:皐月-Satsuki-作)】
美羽もほぼ昔とイメージは変わってません。(可愛さは全然違いますが)
しかも拳を掲げるポーズまで同じで、ゆーれーさんと深く美羽概念が一致したことを密かに感動していました。その感動を今、分かち合いたいと思います。(えっ)
だからこそ、旧イメージにも現在に通じる美羽感があります。
当時はサイドテールを右側にしてましたが、今では明確な理由のもと左側にしました。
あと髪色について、依頼時も濃い赤のままでしたが、完成版のイラストをいただいた時に「ピンクの方が似合ってそうだし美羽らしいのでは」と感じて、現在に至ります。
【夕月 (旧イメージ:皐月-Satsuki-作)】
ポニテ、横髪が長い、瞳の色…
文章で表現すると同じはずなのに、今とまったく違う…夕月感がない…漂うモブ感…
夕月おまえ…めちゃくちゃ可愛くなったな…よかったなぁ…
【??? (旧イメージ:皐月-Satsuki-作)】
いや誰やねん! こんなキャラいたか!?
そう思うのも無理はないでしょう。
でもよくご覧ください。
強気そうな目、そしてツインテで鳥の髪飾りをしてます。
こ、これはもしかして…
そうです。この子は旧、季咲イメージです。
同じなのは性格と設定だけで、名前から見た目まで全部変えました。
ここまで容姿を変えた理由は明確で、
・10年の時を経て、黒髪+Sっ気たっぷりの強気な子が大好き侍になっていたから
と、今の好みを極振りしたのが季咲となったわけです。
でもヒヨコの髪飾りはすごく気に入っていたので、このアイデアだけ引き継ぎました。
(ヒヨコ⇒シマエナガへ転生)
以上、いかがだったでしょうか。
実はノベルゲーム版になってから消滅したキャラも複数人いて、今回は立ち絵があるキャラクターのみの紹介としました。
(ちなみにサブキャラクターである「ミナナ」については、逆に新しく構想したキャラクターなので、旧イメージはありません)
お粗末なイラストで大変お恥ずかしいですが、作者的には非常に懐かしい気持ちを味わえて、「思い出を振り返るのも悪くない」的な気分になれました。
そしてあらためて思うのは、イラストをゆーれーさんにお願いして本当によかったということ。
自分で描いていたら、きっとここまで愛せなかったと思いますし、絶対にノベルゲームとして完成していなかったと思います。だって可愛さの次元が違いますもん!
創作のモチベーションは、キャラクターへの愛。私はこう思っています。
裏話の二弾については、ネタになりそうなものが思いつきましたら、また書いてみようと思います。
それでは今日はこの辺で。
皐月-Satsuki-
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