『夢見た少女のニルヴァーナ』も参加しておりました『ティラノゲームフェス2021』が先日エンディングを迎えました。
創作者にとってこんなにも楽しい場を提供してくれた運営様へ厚く御礼申し上げます。
そして夢ニルをプレイしてくれた方々、本当にありがとうございました。
多くのご感想、そしてファンアートまでいただき、毎日が楽しい期間でした。
TGF2021では公式からの受賞作選出が廃止され、スポンサー様からの推薦による『スポンサー賞』のみとなりました。
そしてありがたいことに、夢ニルは2名の方からスポンサー賞をいただきました。
大変光栄なことですので、一つずつ紹介させていただきます。

向風鈴さんから「向風鈴特別賞」をいただきました。
仰る通りに夢ニルは「流行りとかウケとかは考えないで、とにかく自分の創りたいものを創る」を正直に表現できた作品だと思ってます。
それをゲーム本編で伝えることができて、非常に嬉しく思います。
「自分が面白いと思えば、共感してくれる人は必ずいる」
自分のモットーを再確認することができました。
向風鈴さん、この度は本作を選んでいただき、誠にありがとうございます。

MIRINさんから「HASE IM HAUS賞」をいただきました。
嬉しいお言葉の数々、非常に心に染みます…
初のギャルゲー+長編とのことで、垣根が高かったとは思いますが、興味をもってプレイしていただけたことに大感謝です。
その上で心に残る作品となることができ、更にスポンサー賞もいただき、もうこれ以上は何も望みません…
強いてあげるのなら、これからもたまにヒロインたちのことを思い出していただけるとこの上ない幸せです。
MIRINさん、この度は本作を選んでいただき、誠にありがとうございます。
■TGF2021について
さて、ここからは少しTGF2021について触れていきたいと思います。
以前、私が「たとえ明日が晴れなくても。」で参加したのはTGF2019で、一年ぶりの参加になります。
まず今回の大きな変更点として、公式からの受賞作選出がありません。
発表を受けた当時は、結構ショックだったことを覚えています。
本作を制作した一番の理由は「夢を叶えるため」ではありますが、制作後の目標として「TGFで準グランプリ以上を受賞する」がありました。
「仕様が変更されるかもしれない2022年の参加を目指す」等の案も浮かびましたが、既に夢ニルの制作はTGF2021に向けて動いており、制作関係者の方も既に協力していただいていた状況だっため、「受け入れるしかない」と思っていたことを覚えています。
今あらためて考えてみると、TGFを今後とも続けていくためにもこの方針は良かったと思ってます。
もちろん公式からの賞があった方は制作者にとっては嬉しいですし、モチベーションにも繋がります。
ですが、TGFは個人運営であり、年々参加作品が多くなっている状況を鑑みても、
全作プレイするのは現実的ではありません。
審査対象を冒頭1時間のみ等の制限をすれば少し現実的になるかもしれませんが、
その場合だと長編作品が十分な評価を得られません。
色々なことを試しているのがTGFなので、2021はこれで良かったのかなと個人的には思ってます。
さて、感想だけ述べるのもあれなので、「でもやっぱり公式からの賞がほしい!」と思っている私の個人的意見を述べます。
まず前提として先ほど述べたように、個人運営で全作をプレイしての作品選考はちょっと無理があると思ってます。
そこでTGF参加者による投票制もありなんじゃないかなと思ってます。
全ユーザーが投票権があるわけではなく、たとえば「コメントをxx件以上残す」だとか「ダイヤ玉xx個以上所持」のように、投票権を得る条件を設ければ不正も少なくなるでしょう。
更に1人1票というわけではなく、上記のような条件を達成すれば投票数を増やせる等も入れれば、フェス自体も盛り上がるのではないかなと思ってます。
そして公式の賞として、投票結果に応じてトップ10を受賞作とするのも面白いんじゃないかなと。
投票なので間違いなく注目度や露出度が高い作品が上位になるでしょうが、公式からの賞と考えると、人気作が受賞するのは仕方ないというか、むしろあるべき姿なのかなと個人的に思います。(投票が分かれるようにジャンル分けでランキングするのもいいかもしれませんね)
そしてその穴をスポンサー賞で埋めていく……というのが私の意見です。
今回で感じたのが、やはり公式の賞があるからこそのスポンサー賞だなと。
正解がない話題については、まずはそれぞれが意見を上げるのが大切だと思うので、
乱文ではありますが、この場を借りて述べさせていただきました。
■今後の夢ニルについて
最後に今後の夢ニルの展望についてを話したいと思います。
まずはTGF閉幕に伴い、近日中に「ふりーむ!」サイト様にも本作の公開を申請する予定です。(結構際どいシーンがあるので、審査が通るか正直不安です)
そして前回の記事では無料版のアップデートに触れていましたが、
今後は有償版(R-18版)の制作を優先しまして、無料版のアップデートは保留にしたいと考えています。(有償版でビルドアップしたものを、無料版にも反映させていきます)
有償版の公開を2023年中と目標を掲げ、今後ともに夢ニルに情熱を注いでいく所存です。
現在の進捗としましては、シナリオは各ヒロインのHシーンから執筆している状況でして、平行して季咲ルートを若干執筆しています。
イラストにつきましては、ヒロイン1名の非常にえっちぃラフ画をいただきまして、もう我慢しきれずにゲームにも取り込んでいます。
この瞬間を「夢ニルがエロゲーになった日」と題しまして、一人で猛烈に感動しています。
もう本当にR-18版を楽しみにしている方全員にお見せしたい……
ですが、今はその衝動をぐっと堪えて、皆様に早くお届けできるよう日々努めていきます。
それでは今回はこの辺で失礼します。
皐月-Satsuki-
Comments